コラーゲンの話
私たちの体の中のコラーゲンとは??
コラーゲンってなぁ~に??
コラーゲンは、生活のうえで、なくてはならない大切なタンパク質です。
体内のタンパク質の3分の1がコラーゲンでできています。
体の至る所に存在するコラーゲンは、その場所によって働きが異なります。
しかし、どこの場所でも同じなのは、
コラーゲンは健康維持のために不可欠な存在であるということです。
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コラーゲンは
★ タンパク質の一種
★ 物と物を支える
(吸着させる)働きをしています。
★ コラーゲンはなくなるのではなく、硬くなる
(お布団を使い続けるイメージ)
コラーゲンってどこにあるの??
★体のあらゆるところに分布しているが、主に皮膚・骨・腱・軟骨・血管などに多く含まれています。
コラーゲンが不足するとどうなるの??
例えば
★肌がかさつく、シミ、しわが気になる
★骨が弱くなる(骨粗鬆症)
★膝が痛い (軟骨の擦り減り)
★動脈硬化 (血管の傷の修復ができない)
★髪の毛が細くなる
★抜け毛が多くなる
皮膚とコラーゲン
皮ふは、表皮、真皮、皮下脂肪から成り立っています。皮ふの本体は真皮で、この真皮の70%をコラーゲンが占めています。
皆さんは経験ありませんか??枕の跡が消えない・・・なんてこと・・・それはコラーゲン不足です。
骨とコラーゲン
コラーゲンは骨の組織にカルシウムが定着するのを助けます。
骨は、カルシウムやリンなどが約70% ほど占めていますが、
これらのミネラルを定着させているのがコラーゲンです。
建物に例えるならば、コラーゲンが鉄筋で、ミネラルがセメントといった関係です。
コラーゲンが不足すると、骨は必要なミネラルを保てなくなり、骨の老化につながる結果、骨がスカスカになり、骨粗鬆症などにかかりやすくなります
関節とコラーゲン
関節は、骨と骨の間にある軟骨がクッションの役割(潤滑油的)を果たしていることで、スムーズに動きます。老化やコラーゲン不足で、軟骨が固くなりすり減ってしまうことで、ひざの痛みなど、関節の痛みの原因となります